包装資材、農業生産用資材、土木・管工機材の販売

更に環境を考える。一滴を大海に・・・。お客様との継がりによる輪人と人との継がりによる輪を大切にし、“大海も最初の一滴から”の心を忘れず、一つ一つ積み重ねることにより、やがて大きい輪を作り上げていきたいと日夜精進しております。
会社概要
南出株式会社

営業分野別概要

包装資材課

重包装(外装資材)を中心にした包装資材を、県中・北勢地区・伊賀地区他に販売している。その需要層の裾野は広く、一軒当たりの需要量もコンスタントに期待でき、営業の働き次第でかなりの販売量拡大が期待できる分野である。
取扱い資材の主なものは、ポリ袋・粘着テープ・PPバンド・ストレッチフィルム・紙袋・段ボール等であるが、これらは普遍的商品であるため、売上はあげやすいが他社との差別化は難しい商品である。また、包装機械類は販売しやすい価格帯のものが多く、副資材(PPバンド・粘着テープ・ストレッチフィルム等)が後からついてくるものが多いので、メリットのある取扱品である。
 最近は複合フィルム・緩衝資材・輸出梱包などの相談・商談も多くなっており、これらは知識と提案を要する事も多い商品である為、他社との差別化のファクターとなり得るものである。
台車・設備備品・物流備品・防災グッズ・省資源 減量化グッズ・シュレッダー等の小物品は、新規開拓の切り口としてうまく活用していくと面白い商品である。
 普遍的商品は売上は増やしやすいが利益は取り難い商品が多く、小物品は適正利益は得られるが常時の売上は期待し難いものである。これらをカバーするのが差別化商品であり、これらに関する知識を増やし、如何に提案していくかがキーポイントになる。
 お客様は製造工場がメインであり、資材の購入窓口を常設している会社が多く、交渉担当者は一般従業員から管理職クラス・社長までかなり幅広くなっている。交渉時間は朝8時から夕方5時までの時間帯がごく一般的でありアポイントさえとれば、計画的に営業活動しやすい分野である。
 拡販策としては、従来のお客様の深耕と新規先への販路開拓の2つがある。
前者に関してはルートセールスがメインとなるが、日々の繰り返しの中でも如何にお客様に信用・信頼されるようになるかが重要ポイントである。
商品知識を豊富に持ち、お客様からの依頼に着実に応えられるようになり、お客様から相談をされるようになればAクラスと言える。そして、さらに向上しお客様にこちらから改善提案しメリットを出せるようになれば一流の域に達する事になる。
 こうなると今まで取り扱っていないものに関する相談まで受けるようになり、また他の会社を紹介してもらえることも多くなる。
 新規開拓に関しては、資材・機械の購入ルートは固定している会社が多いので、かなり労力を要する事も事実である。しかし、お客様になってもらえる確率は低いがタイミングが合えば、存外容易に商談成立する場合もある。大切なことは信用してもらうことであり、取引してもらえる可能性が多少でもあると感じた時は何度も訪問することである。そして、お客さんになってもらうと、月々安定的に売上があがることになり、売上増を容易にはかることができる。
 包装資材分野の問題点の一つは、販売店が多く過当競争気味になっていることであるが、これは反面魅力があるからとも言える。いずれにせよ、他社との競争に勝ち抜く事が発展の第一条件である。
 今後は独自の商品開拓・付加価値商品の開発・強力な仕入ルートの開拓等、他社より強い商品の開拓に努めることが不可欠である。
 平成13年9月には、ISO14001を取得し環境問題に真剣に取組み始めている。その一つとして、部署ごとに環境関連商品の開発・開拓に力を入れている。

農業生産用資材課

鈴鹿市西部地区を中心として三重県北中部は植木生産業が盛んであり、特に“三重さつき”の生産は日本一である。農業分野には珍しく後継者も多く育っており、厳しい経済情勢下の中でも着実に生産・販売活動を続けている。鈴鹿市西部の広大な平野を利用した露地生産が主流であるが、近年は“常時出荷可能で出荷手間が簡単な”容器栽培(コンテナ栽培)も多くなってきている。鈴鹿・四日市・津地区で大小2〜300軒がコンテナ栽培している。露地生産では資材の需要が極めて少ないが、コンテナ栽培では容器を中心に相当量の資材需要が見込めハウス・潅水設備も必要になる。
 コンテナ栽培資材の主力商品として、植物の根がサークリングすることを防ぐスリット容器(特許品)を製造・全国販売しておりCS POT(平成9年発売)・CSプラグトレー(平成8年発売)・CSポリポット(平成11年発売)のシリーズを順次発売開始し、その後各々サイズを増やしていっている。植物の生産方面では樹木・花・野菜・果樹分野において相当高い評価を得ており、差別化商品の生産・生産スピードアップ・病気に強い丈夫な植物の育成等に大いに力を発揮している。また、NHK“趣味の園芸”の講師の方々・“趣味の会”の指導者の方々・大学研究機関の先生や研究者の方々からも極めて高い評価を得ており、“とんでもないポット”というユニークな名称で日本全国の趣味の方々に急激に拡がってきている。特にブルーベリー・クリスマスローズ・菊等は趣味の会の組織が充実しており、良いものを作るための定番商品になってきている。
 平成16年頃からは“スリット=良い根”イメージが急激に拡がり、利用者が加速度的に増加してきている。平成24年度には、全国のホームセンターに取扱いが広がっている。今後も伸長が見込める商品である。
他にコンテナ栽培資材として、地中で樹木栽培容器(不織布ポット)“リーズナブルルートポット”・防草マット・トレー・ポット等の一般生産資材等々を全国的に販売している。
 また、生産設備分野としてはハウス・潅水設備・ポット土入れ設備などを手がけている。中でも特に、潅水設備に関しては、ノズル・スプリンクラーの水量・水圧計算/管の摩擦損失計算による管の太さの設計/ポンプ・圧力タンクの選定まで全て自社で行い、見積から施工指導・工事請負まで一貫したサービスを提供している。これが当社の一つの強い部分であり、これにより競合他社と差別化を図っている。
 他に露地生産資材として、樹木の根を巻く麻布(三角根巻・四角根巻・ロール巻)・麻縄も生産しており全国販売している。
 地元ではお茶生産も盛んであり(三重県は全国第3位)、遮光ネット・粗茶用大海袋・梱包機等を中心に拡販をはかっている。
 平成7年に東名阪鈴鹿インター近くに開設した西部営業所は良い商品を安く豊富に品揃えしていることが評判を受け、西部地区(四日市、鈴鹿西部&亀山方面)での重要な販売拠点となっている。但し、バブル崩壊・リーマンショック後は、かなりのダメージを受けており、苦戦を余儀なくされている。
また、平成12年には東京営業所を開設し関東地区の客先拡大に大いに力を発揮している。
 地元のお客様は農家が中心であるため、資材販売等は経営者(ご主人)と話す場合が多くなる。営業時間帯も昼休み・休暇時間・夕〜夜間となることも多く、対象商品も季節商品が多いため営業活動は不規則になりやすい。しかし、最近は容器栽培のお客様が増えたことと携帯電話が普及したため、かなり効率的に営業活動ができるようになってきている。
ほとんどが顔を見知ったルートセールスであるが、県外拡販の場合新しいところに行く場合も多少ある。しかし、その場合でも他社にない特徴のある優秀な製品を販促しているので、比較的営業がしやすい分野である。
新しい独自商品として、平成17年度に電気・機械が不要で物理的作用(気圧差利用)のみで植物が必要とする水分だけを供給できる自動給水器ふらわ〜みたす(特許品)を発売開始した。その後、雨水の自動取り込み、水道と接続した完全自動給水も可能になり、環境に良い、便利な商品としてPRしつつある。平成24年度には、NHK「おはようニッポン」の中で紹介され、かなりの反響があった。これをテコに今後拡販をはかろうとしており、外構緑化・家庭園芸の決め手になり得る商品なので、CS POTとあわせ色々な提案をしていくところである。
また、平成22年度から始めたリプラfボード(廃プラスチックボード)を加工したコンテナ等の商品は、順調に成長してきており、屋上緑化・壁面緑化分野を中心に東京地区を中心として基盤を築きつつある。
軽くて耐久性があり、スペースに合わせたサイズの商品が製作可能なため、その利用分野は広がりつつある。
今後のメイン分野に育てる計画であり、ふらわ〜みたすと合わせ、将来の柱にと考えている。
そして、農業生産分野・園芸分野は今後も新しい独自の商品を開発・開拓できる余地が豊富なので、将来的にも楽しみが多い分野である。

土木資材・管工機材・住設機器

 土木は下水道工事用の資材(パイプ・マンホール・鉄蓋等)を市内の土木工事会社(四日市・亀山もあり)に販売している。親切、丁寧な指導と素早い配達を中心にしたサービスが信頼を得ており、下水道関連資材に関しては、市内の70%以上のシェアを維持している。
下水道工事は平成2年から始まったが、その当時は農業資材がかなり利益を上げており、土木分野はそれ程利益を上げなくても良いので“採算を考えずサービスを最優先する”という方針でスタートした。しかし、これが却って評価を受けることになり、お客さんが増えていくということになった。
工事現場に資材を直送する事が多く、手間は他の分野に比べ楽なため一つ一つは利益率が低くても売上が増えていくと営業利益はそこそこあがっていくことになった。近年は農業資材の採算が悪い分を土木資材がカバーしているような状態になっている。また、工事で困った場合は対処方法を聞かれるほど信頼されている為、競争の更なる激化にもかかわらずシェアはずっと維持している。
 鈴鹿市の下水道工事は最初楠の処理場に近い箕田・長太から始まり、神戸・十宮・一宮地区に進み、最近は西条・若松・江島・白子・寺家地区まで延びて来ている。また、都市部と離れた地域ではその地区ごとに集落排水設備が作られており、これも三宅・国府・八野・甲斐・木田・国分・津賀・深溝・花川・広瀬・伊船・長沢・山本・栄と進んできている。
 下水道工事は、河川の悪化を防ぎ、地域の生活環境を守るためには不可欠であり、非常に重要な仕事である。また、工事が遅れると費用負担も重くなってしまうので、急ぎ完成させていかなければならないものである。
また、平成8年から下水道本管から家庭への継ぎ込みが始まり、本管工事に合わせ工事が進められており、順次供用開始されていっている。この水洗化工事にあわせスタートしたのが、管工機材・住設機器分野である。水洗化工事は全家庭が対象で軒数が多いので、従来の水道業者だけではなく土木工事会社もその工事を始めている。従って使用資材/使用方法の指導が重要になっている。当社は、この面のサービスを中心に水洗化工事資材も販売しているが、競争の激しい分野だけに苦戦している。
下水本管工事は、平成14年頃から工事単価が下げられ、工事会社自体も採算が悪化したため資材値引の要請も強くなり、一方資材販売会社も安値競争を激しく繰り返した為、資材メーカー・卸販売会社・工事会社ともに利益が少なくなってきている。また、工事量も右肩上がりは終わり横ばい状態になってきている。工事自体は平成35年度頃まで続くが、今のうちに次の方面開拓が重要となってきている。
平成15年度からは、灌漑排水事業(三重用水)が始まり大型物件がかなり出てきており、平成17年度以降は更に工事が増える予定である。販売資材は、大口径塩ビパイプ・鋼管・バルブ・制水弁・空気弁・マス等であり現場への直送が主流である。この工事も平成33年度頃までは続く計画である。営業活動としては、客先は土木工事会社である。
 下水道工事・灌漑排水工事は公共工事であり、9月〜3月に集中する為その期間に集中して営業することになる。商談は工事物件ごとになり、その都度見積りして契約を取りつけている。商談相手は工事監督から経営者まで様々であるが、工事指導を含めたサービスが評価されているので比較的優位に営業活動できている。
 下水道工事・灌漑排水工事ともに当分は続いていくが、10年以上先については次の新しい柱を確立する必要がある。そのため、日常業務とは別に将来の新規分野、例えば環境対策工事・地震対策工事・汚水浄化工事・土壌改良工事など色々な方面を研究しているところである。